「ポーカーとNFTゲームの共通点」コインムスメ代表 辻拓也
皆さんこんにちは!今回は【海外トナメ情報まとめ】の第2弾として、ベトナムのMTT(マルチテーブルトーナメント)、渡航情報についてご紹介します!ポーカーメディアPOKER PICKSがお届けします。
※第1弾の台湾編の記事はこちらから!【海外トナメ情報まとめ】台湾遠征のススメ
皆様こんにちは!やしろと申します。普段は海外のカジノでポーカーをプレイしており、Xでは主にアジアのMTTの情報を発信しています。今回はベトナムの代表的なMTTについて紹介します。
ベトナムには、これまで数えられないぐらい来ています。ベトナム人はポーカーが大好きで、アジアの中でも盛んな国の一つです。
ベトナムでのトーナメント開催地はハノイ、ダナン、フーコック、ハイフォンの4箇所です。最もトーナメントの開催頻度が高かったのはハノイですが、ハノイでは近年、地方政府の締め付けが厳しくなりました。現地のレギュラーの方に聞いたところ、ハノイでのトーナメントは危険だから行かない、ダナンはベター、フーコックは大丈夫とのことでした。ただし、トラブルがないと保証はできないため、参加する際は最新の情報を調べてから行くことをおすすめします。
はじめに、ベトナムの基本情報について説明します。
引用:medifellow
ベトナムの滞在について、以下の条件を満たしていればビザは不要となります。
・ベトナム滞在期間が45日以内であること
・ベトナム入国の時点で旅券の有効期間が6か月以上であること
・ベトナムの法令の規定により入国禁止措置の対象となっていないこと※
※の詳細については参考URLの記載をご確認ください。
参考:在ベトナム日本国大使館HP
現金5,000米ドルあるいは同額相当の外貨、または1,500万ドンのいずれかを超えて所持して入国する場合は申告が必要です。
参考:外務省海外安全情報
空港で手荷物を受け取った後にカウンターで申告しますが、場所がわかりにくいです。また入国での検査は緩いですが、出国時には厳しいチェックがあります。 正しく申告した場合でも、不適切な対応をしてくる職員もいます。申告時にはポーカーという単語は基本的に使わない方がいいです。
引用:googlemap
ベトナムでの移動手段は、Grab一択です。長距離移動の場合はVIPリムジンバスなど別の手段がありますが、基本的にはGrabで事足ります。
以下では、今回の記事で取り上げるフーコックとハイフォンへの移動方法についてそれぞれ紹介します。
※日本からの行き方については、下記も参考にしてみてください。
フーコック国際空港から会場近くまでは約1時間ほどタクシーで移動が必要となります。前回会場はこちらの付近でした。
【ハイフォン】
日本からはハノイ・ノイバイ国際空港(map情報)へ向かい、そこからGrabもしくはVIPリムジンバスで移動します。Grabでは約8000円、 VIPリムジンバスでは約1500円で移動できます。複数人でハイフォンに移動する場合、事前にハイヤーを予約しておくのがおすすめです。通常のタクシーはぼったくりが多いためおすすめしません。
引用:phuquocjapan
軽犯罪はありますが、基本的に治安がいいです。Grab移動を基本としていればトラブルに巻き込まれるリスクは低いです。
高額資金については金庫に保管してください。また、大会運営へデポジットしておけば安全です。
引用:ベトナムの気候
ベトナムは基本的に暖かい地域のため、夏服で問題ありません。
引用:OVO
ホテルは3000円〜からあります。物価は安く、ローカルフードだと1食500円程度です。
両替についてはインターバンクで交換を推奨します。両替できる場所は空港以外にほとんどない印象です。 ベトナムは持込は簡単ですが持出が非常に難しい国のため、基本的に賞金を現金で受け取りません。USDTでの受取、大会運営へのデポジット、外貨送金の3択です。 最近は申告せずに参加予定トーナメント分のドンをインターバンクで購入して、USDT受取もしくは大会運営へのデポジット対応です。また、APTについてはGG$での受取も可能です。 暗号通貨の口座としておすすめなのがTRUSTです。ここでUSDTを受け取り、次回大会参加時にはここからバイインしています。
ベトナムでポーカーは大人気です。少し前のハノイでは、およそ2か月頻度で国際大会が開催されているというほどでした。ただ、ハノイの地方政府の締め付けによりプレイする場所が減ってきてる印象です。この締め付けが進めばベトナムでのポーカー人気は下がっていくでしょう。
ベトナムのトーナメントは1点、他のアジアと違う点があります。トーナメントレーキ以外にもウィナーフィーという名目で税金がかかります。最大で10%です。 前回USOP hai phongでは3%の賞金-バイイン額した額から3%差し引かれました。今回フーコックでもかかります。参加する前に運営に確認してください。
また、キャッシュゲーム、ホームゲームは違法です。トーナメントは合法ですが、政府の基準がころころ変わるため、適応して開催するのが難しいという状況です。
この合法性については、こちらのポストが非常に参考になります。
続いて、ベトナムで開催されるMTTを紹介します。APT Phu Quoc 2024はまもなく11/8〜17、USOP Grand Finale 2024は11/29〜12/11で開催予定となります。
引用:APT公式HP
APT(Asian Poker Tour)は、アジア最大規模のポーカー大会で、毎年アジアの各地域で開催されています。メインイベントの他には、ハイローラーイベントやミステリーバウンティ、ミックスゲーム、PLO、Short Deckなど様々な種目が開催されます。
ベトナムではプレイしながら食事することが可能です。会場はホテルであることが多く、種類の多いドリンクやフードを食べることができます。また、その際の支払いはクレジットカードも利用可能です。
また、フーコックの会場近くにはカジノ(map情報)があり、ここで両替ができます。キャッシュゲームなどはありません。
ベトナム人のレクプレーヤーが多い印象があります。彼らとプレイすると分散が高くなるため、リエントリーする前提でプレイする必要があります。プレイしていると、フィールドが緩いなと感じことが多いでしょう。
また毎回オーストラリアのプログループは参加しており、彼らと同卓するときは注意する必要があります。さらにベトナムは社会主義国家のため、ビザの兼ね合いでロシア系プレーヤーが増えます。ベトナムに来るロシア系プレーヤーは非常に強い人達が多く、オンラインプレーヤーであることも多いです。ただベトナム人のレク比率が高いため、参加することは+EVだと思っています。
引用:GUTSHOT
・前回大会に関しては日本語のガイドも!
https://useriespoker.com/wp-content/uploads/2024/08/usop-haiphong-sep-2024-player-guide-jp.pdf
・事前入金すればノイバイ空港から無料タクシー用意してくれることも(要確認)
・公式サイトよりLINEで問い合わせも可能
USOP(U Series Of Poker)は近年規模を拡大している、歴史の浅い大会です。メインイベントの他にもハイローラー、ミステリーバウンティ、ミックスゲーム、PLO、Short Deckなどサイドイベントの種目は多岐にわたります。
①と同様
①と同様
次に、会場近くでオススメのレストランを紹介します。
フーコックの会場付近にはベトナム、中華、韓国料理などのレストランがあります。ただし、基本的に22時を過ぎると食べられるお店がないので、ロングランしそうな時はプレイ中に食べる必要があります。私はプレイ中に食べないため、持参していたカップ麺を深夜によく食べていました。
こちらはフーコックの会場近くのレストランです。美味しいイタリアンが楽しめます。(map情報)
引用:Googlemap
フーコックの会場近くにある、海辺のバーです。こちらではシーシャやお酒が楽しめます。(map情報)
こちらはハイフォンでオススメのイタリアンです。イオンモール内にあります。(map情報)
引用:Tripadvisor
ハイフォンのレストランです。こちらではジューシーなステーキが楽しめます。(map情報)
引用:Googlemap
続いて、オススメのマッサージ店を紹介します。
こちらはハイフォン近くのマッサージ店となります。清潔感のあるお店で疲れを癒せます。(map情報)
引用:Googlemap
続いて、オススメの観光地を紹介します。
フーコックの観光名所の一つであり、街並みがカラフルです。大きな湖で夜にイベントが開催されることがあります。(map情報)
引用:phuquocjapan
ハイフォン市の南東にある国立公園です。公園内には、希少な動植物が多く生息しています。(map情報)
引用:NEWT
今回はベトナムのMTTを紹介しました。ベトナムはリゾート地として良い環境ですし、滞在費が安く、食事も日本人にマッチしていると思います。私もベトナムの大型トーナメントは出来ることなら参加したいです。もし迷ってるなら、今回の記事を参考にAPTフーコックに参加してほしいと思います。
ポーカーピックスの編集部「ポーカーのすべてをあなたに」をコンセプトにポーカーのオリジナルコンテンツを執筆。現役プロプレイヤーやディーラーなど幅広い視点でポーカーの魅力を発信する。